2017年9月17日 Posted by 編集部
クライアントから仕事をもらい、いざ仕事!となる前にちょっと待った!!仕事を始める前にも気にしなければならないことって知っていましたか?サラリーマン時代には、会社が環境を整備してくれましたが、フリーランスになったら自分の身を守るのも守れるのも自分だけです!この記事ではそんな注意すべき点を紹介していきたいと思います。
フリーランスが陥るトラブルとはどんなものがあるのでしょうか?報酬の未払い・修正対応の回数が度を超えている・契約内容と違うことを要求される・破格で仕事を要請してくる、などが挙げられます。このような全て「お金」「納期」「品質」に関わるものがフリーランスが相手先のクライアントと揉めてしまう原因だと言われています。どれも言葉を聞いただけで困ってしまうようなトラブルですが、詳しく説明していきたいと思います。
報酬の未払いとは言葉の通り、報酬が支払われないことを指しています。クライアントの相手先が忘れているだけ、または対処をしなければならない大きなトラブルに見舞われている、などの場合には報酬の支払いが遅れているだけの可能性もあります。しかし、納期通りに納品したのにされてないと言って報酬の未払いが起きてしまったり、急に連絡が取れなくなったなどのこともあるようです。他にもクライアントから納品されたものが少し違った為、修正対応を求められることは少なくありません。しかし度を超える場合には、それは断るべきではないでしょうか?
さらに契約していた内容の仕事とは全く別の案件についても仕事を頼まれるなんてこともあります。これは契約書を結んだ後に起きるパターンですね。相手は「ついでに〜」くらいで頼んでくるのかも知れませんが、それでも追加でお仕事を別のものをやる際にはそこで契約書を結ぶべきではないでしょうか?
報酬を支払われる日も違うなんてこともあります。最後に駆け出しのフリーランスならなかなか実績がないので仕方のないことなのかもしれませんが、圧倒的に低い価格でお仕事を頼まれるもしくは無料でなんてこともあるかもしれません。
なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?主にクラウドソーシングでお仕事されている方は気にしていなくても運営会社がきちんと取り締まっていますが、フリーランスとして1人で契約から全てを賄う場合には、誰も守ってくれませんので自分の身をきちんと守る必要があります。それなのに契約書をきちんとチェックしていなかったりする場合は、とても危険です。他にもクライアントとの契約書を結ぶ前の見積書や発注書をやり取りする中で、相手先のクライアントの真意がわからないまま契約を結ぶことをしてしまうのもトラブルが起きてしまう原因だと考えられます。
仕事の内容も概要を聞いて納得したように考えるのでは専門外の仕事を任されてしまうこともあります。これもトラブルの原因と言えるでしょう。以上のようなことを頻繁にしている方がいたらすぐにやめるべきです!このようなことがトラブルを引き起こしているのですから、今すぐやめてまずはトラブルの原因を断つのをお勧めします。
まず第一に契約書は隅から隅まで確認しましょう。細かいところでも気になった点はすぐに質問して疑問を解消するか、クライアントの出す条件が飲めない場合にはきちんとお互いが飲める条件になるまで話し合って行かなければなりません。また同じクライアントとお仕事をするから契約書を結ばないなんてことはせず、毎回お仕事を始める前には契約書を結ぶように癖をつけるべきです。
自分の専門としていることとよくあっているかを見積書や発注書の段階でよく確認し、仕事が始まってもそれに安心するのではなくきちんと気を抜かず「報・連・相」を意識したお仕事をしていきましょう。相手先のクライアントとの立場がクライアントの方が上になってしまっていることがないようにしましょう。フリーランスの皆さんと相手先のクライアントの立場が対等であることに心がけてください。何にでも従う姿勢を見せれば、どんどんとフリーランスの皆さんの立場が悪くなってしまいますので気をつけましょう。
契約書を出すときには、業務範囲・報酬・着手金・納品や検収そして修正対応・キャンセル料・納品後の対応・著作権・秘密保持・不可抗力についてきちんと見るようにしましょう。業務範囲がクライアントとフリーランス側の考えにあっているか、報酬について税金の取り扱いそして振り込みの方法はどうなるか、修正対応の回数決めや検収はすぐに行われるか、クライアント側のトラブル等で案件が中止になってしまった場合のキャンセル料はいくらにするかなどをきちんと明記しておくことが良いでしょう。
他にも納品後の大幅な仕様の変更などは追加で料金発生させる、著作権はクライアントとフリーランスのどちらにおくのか、秘密保持を守ること、病気や怪我でどうしても仕事ができない場合の対応はどうするのかについてよく注意して契約を結びましょう。
いかがでしたか?
今回はフリーランスの陥りやすいトラブルについてまとめました。トラブルにぜっトラブルに絶対合わないことは厳しいと思いますが、できるだけトラブルを遠ざけてフリーランス生活を過ごしましょう。