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フリーランスにも種類がある!?常駐型と在宅型の違いとは?

  2017年11月25日 Posted by 編集部


フリーランスエンジニアにおいてざっくりと2種類の働き方があることはご存知でしょうか?それは「常駐型」そして「在宅型」の二種類です。今回の記事では、その両者においてどのような特徴や違いがあって、どのようなメリット、デメリットがあるのかについて着目してみました。それでは「常駐型」「在宅型」フリーエンジニアの働き方について理解して、自分にあったスタイルでフリーランス生活を楽しみましょう!!

フリーランスエンジニアのイメージ

まず、2種類のフリーランスエンジニアについて触れる前に1つ質問です。あなたはフリーランスエンジニアについてどのようなイメージを持っていますか?世間一般に考えられているイメージを挙げていくならば、「自宅に籠って一人で長時間パソコン作業している」「好きな時に好きなだけ仕事をしている」というような自由なイメージがパッと思い浮かぶかと思います。

きっと「会社内の人間関係のようなものに捕らわれることもない」「会社員よりも稼いでいる」「好きな仕事だけやっている」なんて印象を持たれていることも多いようです。

最近では少しずつ「フリーランス」という言葉やその働き方も浸透してきているので、イメージがしやすくなってきたかと思います。でも実際には、イメージと実態には違いがあることも多いのです。これからフリーランスエンジニアを目指そうとしている方のために、実際にはどういう働き方を選べるのかをご紹介します。

それでは、2種類のフリーランスエンジニアという観点でその実態について詳しく見ていきましょう。

常駐型フリーランスエンジニアとは?

常駐型フリーランスエンジニアとは一体どのような働き方をするのでしょうか?

常駐型フリーランスエンジニアとは「常駐先企業と契約期間を決め、報酬は契約時に決められる額をある一定の期間において支払われる」という条件で労働するエンジニアです。例えば、「ある企業に3ヶ月間、月給50万円の契約で通って働く」と言うスタイルをとります。派遣の働き方と違って、実際に仕事をする特定の企業と契約をして働くことになります。

常駐先企業では、1つのチームとなって働きます。チームで働くことに慣れている人や、そういう働き方をしたいと思っている方には働きやすい環境だと言えます。常駐型のメリットとして、同じように期間契約をしているフリーランス仲間ができることも挙げられます。技術的なことだけではなく、フリーランスとしての働き方についての情報収集もでき、相談相手などもできるかもしれません。

また、収入が安定しやすいことも常駐型フリーランスの特徴だと言えます。毎月固定で報酬が支払われるので、来月の収入について気苦労することがなくなります。契約期間が明確なので、次の仕事の準備も前もって進められるというメリットもあります。いろんな会社に所属して、多種多様な経験をしたり、同じフリーランスエンジニアの仲間ができるところが、常駐型の魅力だと言えます。

デメリットとしては、企業に属して働いているエンジニアと仕事の進め方としては変わりがないという点です。収入は増えるかもしれませんが、時間と場所と人に縛られずに働くことをフリーランスエンジニアになった目的としている人にとっては、魅力的ではないかもしれません。

在宅型フリーランスエンジニアって?

在宅型のフリーランスエンジニアは仕事場も仕事も誰と働くかも、すべて自分で決めて用意をしなければいけません。自分で獲った案件に関しては、クライアント企業とのコミュニケーションも行わなければいけません。担う役割は増えますが、その分働きがいがあり、時間とお金の自由を手に入れられる働き方と言えます。好きな時に好きなだけ好きな人と仕事ができる、フリーランスエンジニアになろうと思っている人が目指す形だと思います。

デメリットとしては、仕事を自分で見つけてこなければいけないことです。個人の人脈やクラウドソーシングの利用、新規開拓営業などの活用が考えられます。

結局どっちがいいの?

常駐型のフリーランスエンジニアそして在宅型のフリーランスエンジニア、どちらがより「良い」のと言えるのでしょうか?どちらメリット・デメリットがあります。求める働き方により近い方の働き方を選択すると良いと思います。

常駐型がおすすめな人

常駐型は時間と場所と人の制約があります。でも、安定的な収入が得られます。エンジニアとしてのスキルアップの機会、同じフリーランスエンジニアの仲間ができます。なので、フリーランスエンジニアになりたての方におすすめできます。自分一人では仕事を見つけるのが大変、クライアントとのやりとりをしながら開発業務をすることにあまりむいていない、自分だけの知識と経験では技術的に不安がある、こういう状態の方には、エンジニアとしての経験を積む場として常駐型の働き方が役に立つと思います。

在宅型がおすすめな人

在宅型は時間と場所と人の制約がありません。まさに目指すフリーランスエンジニアの働き方がそこにあります。でも、常に収入の浮き沈みにさらされてしまいます。経験とスキルで仕事が集まる人であれば、お金と時間の自由を手にいれる働き方ができます。もしあなたが仕事の依頼がくるのに十分な経験もスキルがあるなら、仕事の組み立てから生産・納品までの工程を一人でコーディネートできるなら、協力してくれる仲間が周りにたくさんいるなら、在宅型の働き方をおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はフリーランスエンジニアの種類について紹介いたしました。まだフリーランスエンジニアとしての経験と自信が足りないと感じている方は「常駐型」、自分で仕事をとることも、プロジェクトを自らが中心となって動かすこともできる経験とスキルがあるなら「在宅型」がおすすめです。「常駐型」で働きながら、少しずつ「在宅型」の働き方にもチャレンジしていき、自分で仕事を獲得して、回せるようになってきたら、「在宅型」一本で生計を立てていくのが良いと思います。


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