2018年6月26日 Posted by 編集部
フリーランスは時間が大切です。会社員とは違いクライアントとの打ち合わせやスケジュール管理、実作業といった複数の作業を1人でこなさなければいけません。また、オンオフをいつ、どのように切り替えるのかも自分が決めますので、時間管理ができないとずるずる仕事をして1日が終わってしまうケースもあるかもしれません。そんな無駄な時間を使うことなく、フリーランスだからこそオンオフをつけて生産性を高く保って仕事をするためにはどうすればいいのか考えてみましょう。
目次
あなたのルーティンワークや時間に対するルールはありますか。時間を管理するためにも、自分の時間に対するルールを決めてみましょう。
アポイントは1日にいくつまで、週の何%はスキルアップに投資するなど、ルールを決めたら、時間を管理しやすくなります。
時間を管理するために、現在進行中の案件や今日やること、優先順位を決めて、1つの仕事にかかる時間を自分なりに計算してみることをおすすめします。
例えば、この実装にはこのぐらい時間がかかりそうだなという判断をし、事前にその作業にかかる時間をメモしておきます。
何をやるかだけではなく、どのくらい時間がかかるのかをある程度自分の中で明確化しておきメモすることで、その時間を目安、または目標時間として作業に取り掛かるようにしましょう。
自分が決めたルールに則って考えたスケジュールや作業に対して、結果としてどのように時間を使ったのか振り返ることは非常に大切です。
事前に予想した時間通りに終わったのか、終わらなかったとしたらその要因はなんなのか、無駄な時間は使っていないのか、改善方法はないかを考えてみましょう。
振り返る中で、自分はどんな場合に生産性が高いのか、そのトリガーはなんだったのかが見えてきます。逆に生産性が低いと思われる要因はどこかなどを把握することで、自分の時間に対するルールをアップデートすることができます。
結果としてルールをアップデートしてくことで、仕事のオンオフをつけづらいフリーランスでも、生産性を高く仕事をすることができ、結果として時間にゆとりを持つことができます。
自分の時間の使い方を詳細に把握するには、目安・目標時間を立てるだけではなく、その結果を記録することが必要です。
自分がどのように時間を使ったのか記録するのは、どのようにすればよろしいのでしょうか。簡単に始められる方法として、スケジュール帳やカレンダーを使っている人は、作業が終わるごとに実際にかかった時間を記録すればいいでしょう。
また、パソコンをつかって作業をしている場合にはツールを使って自動的にログをとるやり方もあります。
1日の終わりにまとめて振り返るという方法もありますが、記録するデータはより詳細であればあるほど良いため、各作業が終わるごとに記録するのがいいでしょう。
パソコンを使って作業している場合には、ツールを使って時間を管理・記録することも検討してみてください。
時間を管理・記録するのに最適ないくつかのツールを紹介します。
https://calendar.google.com/calendar/
カレンダー単位で管理したい場合には、Googleカレンダーを使うのが良いでしょう。Googleのアカウントさえあれば、無料で利用することができます。直感的に操作でき、簡単に予定を立てることができるため、日・週・月にどのように動くのかをパッと把握することができます。
作業単位で管理したい場合にはDoit.imがおすすめです。作業項目を作成したら、作業に対する想定時間を記載し、1日どのくらいの時間を使うのかを算出することができます。作業項目の中に詳細情報を記載することができるため、活用すればより正確に予想時間と実績時間を出すことができます。
https://timecrowd.net/app
記録に特化したい場合にはタイムクラウドというサービスもあります。Googleカレンダーと連動して、その日1日のタスクの開始と終わりを記録することで、レポートを出力してくれるサービスです。振り返りにも便利ですので、ぜひお試しください。
フリーランスはいかに時間をうまく使えるかが、収入面でもオンオフを分ける意味でも重要となってきます。まずは自分が普段どのような時間を使っているのかを管理・記録し振り返ることで、あなただけのルールをつくり、より生産性の高い状態で仕事をし、オンオフをつけるようにすることで素晴らしいフリーランス生活を送るようにしましょう。