2017年12月22日 Posted by 編集部
フリーランスエンジニアをされている方の中でも、特に年齢の若い方とお会いする機会が多い方もいらっしゃるのではないでしょうか。逆に、フリーランスエンジニアをされている方の中で、4.50代の方にお会いする機会を考えると、案外少ない様なきがしませんでしょうか?それは、単純に周りの方の中で少ないからなのかもしれませんよ!?
考えてみると意外と気になる話ですが、今回、フリーランスエンジニアは一体いくつまでが限界なのか調べてみました!
フリーランスエンジニアとして活動されている方をイメージして、ふと頭に浮かぶのは何歳ぐらいの方でしょうか?だいたいの方がおよそ20-30代の方をイメージするのではないかと思います。
フリーランスエンジニアという働き方が一般化してきたのはごく最近のことです。そのため、新しい働き方をしたいと考えている若者に多いからなのかもしれません。
中高年の方の場合、会社でもある程度のポジションになっていることが考えられます。今まで安定的な働き方をしてきたので、今さら独立してフリーランスとしてやっていこうと思う方が少ないという理由もあるとは思います。
フリーランスエンジニアになると、自主的な勉強が書かせません。日々進歩するテクノロジーへのキャッチアップも怠れません。仕事の幅を広げるための横のつながりを作ることにも取り組んだ方が良いとされています。
新しい技術と人との出会いへの探求が必要とされる働き方だと言えます。体力的にも精神的にも積極的に社会と関わっていく姿勢が大切になります。そのため、若い人の方がフリーランスとしての働き方に取り組めているようにも思えます。
だからと言って、フリーランスは若い人に向いた働き方というわけでもありません。フリーランスエンジニア自体に定年はありません。経験が不足しているフリーランスの人が多い市場で、実績と経験を持つ中年エンジニアを必要としているプロジェクトもたくさんあります。若い人が多い市場だからこそ、中高年の方にとってはチャンスだともとれます。
今後は今の若いエンジニア達が中高年になっていくので、フリーランスエンジニアという働き方が一般的になっていると思いますが、一体何歳くらいまでフリーランスエンジニアとして働けるのでしょうか?
あなたは何歳くらいがフリーランスエンジニアの限界だと感じますか?だいたい一般的に限界だと言われているのが40代だそうです。一体その理由は何なのでしょうか?
まず生き物として、人間は30代後半あたりから体力がなくなり始めていきます。これは誰もが避けられない事実として、全ての人に当てはまります。
フリーランスは時間的コントロールが効きやすいのは確かです。逆を言えば、時間に関係なく仕事をしなければいけない働き方だと言えます。特に仕事を選べない状況だと、複数の案件を同時進行で取り掛からなければならず、人の2倍3倍働くことにもなりかねません。
次に考えられるのは、思考力の衰えについてです。思考体力が落ちてきて、なかなか答えにたどり着けなかったり、考えることに疲れてしまったり、柔軟性のある考え方がしづらくなったりしてきます。
1つの業務を淡々とこなすわけではないフリーランスエンジニアにとって、この思考力の衰えは致命的です。1つの考えや思考傾向に凝り固まってしまいがちになってしまうことで、仕事の幅も制限され、対応できる業務が少なくなってきます。
40代でもさらにフリーランスエンジニアを続けていくためには、他の人よりもさらなる努力が必要になります。では実際どんな努力が必要なのでしょうか?
体力と脳の衰えを避けることはできません。そのため、それを受け入れた上で、無理なく価値提供できる状況を作っておくことが必要になります。
その方法は、特定分野のスペシャリストになることです。その道のスペシャリストになれていれば、得意な仕事だけに集中して取り組めるので、無理なく価値提供をしていけます。案件の単価も上げていけるので、複数の仕事への対応をしなくてすみ、じっくりと1つ1つの仕事に集中して取り組めます。
そうなれれば、中年期以降も安泰です。なので、若い内に専門性とその分野における実績を積み、中年期以降もフリーランスエンジニアとして働いていくための準備をしておくようにしてください。
いかがでしたでしょうか?フリーランスの限界年齢になってもフリーランスを止めることなく、楽しくお仕事していきたいものですよね!
これはちょっとした小ネタですが、世の中にいるフリーランスの40代は世の中全体のフリーランスのうちの40%とのことです。