2017年11月25日 Posted by 編集部
「稼げる」と言うイメージを持たれやすいフリーランスエンジニアですが、実際のフリーランスエンジニアが稼いでいる額の相場とはどのくらいなのでしょうか?こちらの記事ではその点について詳しくご紹介していきたいと思います。今自分自身稼いでいる額が相場より上なのか下なのか気になるところですね!
「フリーランス」でさらに「エンジニア」という言葉を聞くと、何だかとても稼いでるイメージはありませんか?
これは単に世間的なイメージの話なのですが、「自由な時間で好きな期間に働いているのに、報酬も自分で決められる」と言うことから、かなりの額を稼いでるのではないかと考える一般の方は多いのです。
フリーランスになったばかりだと、周りのフリーランスエンジニアがどれくらい稼いでいるのか気になりますよね。自分の報酬をどれくらいに設定すればいいのかは、多くのフリーランスの悩みどころです。自分がどれくらい稼げるのか知りたいあなたのために、今回は、フリーランスになる方が気になるフリーランスエンジニアの年収の相場について調べてみました。
いったいどのくらい稼いでいるのでしょうか?皆さんも是非予想しながら記事を読み進めていってみてください!!
まず、会社に勤めているエンジニアが稼いでいると言われている一般的な年収は、約510万円から800万円の間くらいだそうです。この額を「会社勤め」の相場として、「フリーランス」としてこれを超えていれば、フリーランスエンジニアの方が稼げるということになりますね。
では、実際にフリーランスエンジニアとして働く方々はどれくらい稼いでいるでしょうか?
フリーランスエンジニアの平均年収はというと、約700万円から1200万円の間とのことです。会社勤めの平均帯上限とフリーランスの平均帯下限がほぼ同じということになります。
つまりフリーランスエンジニアの方がより稼げているということです。既にフリーランスとして活動している方や、こらから目指そうとしてる方にとって、これは嬉しい情報ですよね!でも、会社員時代よりも身を粉にして働いているのに、この平均年収に届いていなかった場合は、かなり不安に思ってしまいますよね。
現在、フリーランスとして活動している方で、フリーランス平均年収よりも低い収入の方は、働き方を変える必要があると言えます。一生懸命働いているのに収入が増えない最大の理由は、工数対効果の悪い仕事に取り組んでしまっていることが挙げられます。
業者扱いされ、足元を見られて無理な値引きや、わりに合わない案件を受けてしまっていませんか?仕事が少ないと、そういう案件にも手を出してしまいがちです。そうすると良い案件があった時にも、既にパツパツの状況のため受けられないとか、新しい仕事を開拓する時間を作れないなど、負のスパイラルに陥ってしまいます。
この負のスパイラルからの脱却ができれば、収入はグンと高めていくことができます。
まずは自分の得意な領域を決めることです。それ以外の領域の仕事には手を出さない、これが鉄則です。慣れない仕事は効率が悪く、ミスも起こりがちです。
まずは自分が最も自信のある領域の仕事で積極的に案件を受けるようにしてください。そうすることで業務効率もあがり、生産性が高まります。得意な領域での経験が増えることで、アウトプットの質も高まっていき、次の仕事に繋がりやすくなります。
そして、仕事をお願いされる立場になれば、報酬額を自らの言い値で設定できるようになります。そうなれば、自ずと収入は平均収入を超えていきます。
残念なことに、「フリーランスなら安く請け負ってくれそうだから」と発注者は考えがちです。つまり舐められているのです!適正な価格で契約するためには、そもそもそんな価格じゃ受けられない仕事だということを、発注者に認識してもらう必要があります。
これはテクニック的なお話ですが、まず契約の段階でフリーランスのみなさんが報酬として欲しいと考えている額の2倍の金額を伝えるようにしてみてください。これは「アンカリング効果」というものを利用しているのですが、これを用いることで値段交渉における基準の数値がこの金額となります。
必ず値引きたいという考えが発注者には生まれますので、あとは自分の中での最低ラインを持っておけば、お互いが納得する価格で最終決定を下すことができます。
詳しい内容はこちらの「業者扱いされないための顧客獲得術」の記事にありますので、気になった方は是非読んでみてください!
いかがでしたでしょうか?今回はフリーランスエンジニアの年収の相場についてご紹介しました。フリーランス生活をエンジョイしながらたくさん稼いでいきたいですね!