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ブクマ必須!フリーランスのための確定申告の手引

  2017年9月17日 Posted by 編集部


フリーランスといえば!やらなきゃいけないことでパッと思い浮かぶのはやっぱり確定申告ですよね。サラリーマンは会社がやってくれますが、フリーランスは自分でやらなければなりません。しかし確定申告はとても大変で複雑な作業なので、フリーランス1年目など、慣れていない時期にはきつい作業ですよね……。それでも大丈夫です!!この記事を読めば確定申告で何をすればいいのかがわかります!!ブクマ必須ですよ!

確定申告の流れ

そもそも確定申告とはどのようなものかご存知ですか?前年の1月1日から12月31日の所得を計算し、確定させます。その所得にかけられた所得税を翌年の3月15日にまで支払い、それを国に申告することを言います。フリーランスの皆さんは収入が毎年同じ何ていうことは滅多にないと思います。そのため毎年毎年確定申告を行うことが重要なのです。

確定申告の流れとしてあげられるのは、前年1年間の収入を計算し、必要経費を計算します。そして控除を計算し、所得税を計算します。最後に源泉徴収額を計算することで全てを終わることができます。こう見てみると大変な作業ですが、きちんと理解して作業を行えばきっと素早く終わります!それでは確定申告の中身を一つずつ見ていきましょう!

収入を計算する

まずは1月1日から12月31日に発生した収入を計算します。そのためには支払調書が必要になります。これはあなたお仕事をしたクライアントから毎年1月くらいの送られてきます。支払調書には「支払金額」「源泉徴収額」の2つが記載されていることと思います。全ての支払調書の「支払金額」を足し合わせることで収入が計算できます。しかし所得税がかけられるのは所得に対してですのでご注意してください。

収入を計算する時の注意点

収入と所得の違いをご存知ですか?収入とはクライアントの相手先から支払われた報酬や給与のことを指します。しかし所得とは、その収入から必要経費を抜いたものです。この必要経費とはお仕事をする上でかかったお金のことです。所得にかけられる税率は、その金額によって税率が異なってきます。また所得がいくらなのかによって、控除される金額も変わってきます。つまり所得に決まった税率をかけてそこから控除ウィクのです。計算式として表すと所得×所得によって決められた税率-控除=所得税となります。

必要経費を計算する

必要経費とはお仕事をするのにかかったお金のことなのは先ほどわかりました。それではどんなものが当てはまるのでしょうか?お仕事をするのに必要だった新しいパソコンソフトの料金、資料を買うためのお金、打ち合わせのための喫茶店代などが含まれます。仕事部屋があれば家賃からその仕事部屋の面積分の家賃を経費として抜くことも可能です。経費としてあげるためには、領収書やレシートが必要になりますので使った場合にはきちんと取っておくことをお勧めします。またどこまでを経費として使っていいかを誤れば、脱税などの可能性が出てきてしまいます。きちんと理解しておくことが重要でしょう。

控除を計算する

所得には、38万円までであれば所得から引き抜いてもいいという制度が存在します。これが基礎控除と言われているものです。働いている人なら誰でも受けることのできる制度です。さらに確定申告を通常の白色申告ではなく、青色申告で行っていた場合にはそれにプラスして68万円の特別控除を受けることができます。さらには配偶者がいればその配偶者控除を受けることができ、子供がいれば扶養控除、学生であれば勤労学生控除など受けることのできる控除は多岐に渡ります。自分にはどんな控除が適応されるのかをよく理解しておく必要があります。

所得税を計算する

以上の計算で各項目の所得、税率、控除のすべてが出ました。ここからはきちんと式に沿って計算を進めていくだけです。ここで出る所得税の金額が正しいものとなります。しかし、ここで少し複雑なものが出てきてしまいます。支払調書の中に記載されていた「源泉徴収額」というものを覚えていますか?これはクライアントの相手先企業がフリーランスの皆さんの代わりに所得税を納めた金額ということになります。そこからつじつまを合わせないと所得税を払い過ぎていたり、支払が足りないなどのことが起きてしまいます。これをなくすために計算が必要なのです。

源泉徴収額を計算する

では、すべての支払調書に書かれている「源泉徴収額」を合計します。その源泉徴収額から先ほど導き出した正しい所得税を引くのです。そこで出てきた値がプラスであれば、それはあなたに返金される金額を意味しています。しかし出てきた値がマイナスになれば、それは所得税の支払に不足の金額を意味しています。ですので追加して所得税を支払わなければならないので注意してください。これで確定申告のための作業は終了します。

まとめ

今回は確定申告の作業についてまとめてみました。最後まできちんと確定申告を理解して進めていくと作業もはかどりそうですよね!


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