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持っていて損なし!フリーランスエンジニアのためのポートフォリオ

  2017年11月25日 Posted by 編集部


フリーランスの皆さんはポートフォリオのことはご存知ですか?これはいわゆる「作品集」のことです。フリーランスエンジニアのみなさんがこれを持っていると何がいいのでしょうか?今回はフリーランスエンジニアがポートフォリオを持つ意味について着目して記事を書いてみましたので、是非ご覧ください!!

ポートフォリオとは?

そもそもポートフォリオとは何のことなのでしょうか?これは英語で書くと「Portfolio」となり、この意味は「書類を入れるためのもの(ケース)」「紙挟み」「折りかばん」などの意味を持ちます。これは直訳の意味となっていて、この記事におけるポートフォリオとは「ものを作る・生み出す」人たちの中で使われる意味の言葉として用いられています。

そして「ものを作る・生み出す」人の間で使われるポートフォリオとは、「作品集」を表しています。美術大学生が自分の作品を集めたものをポートフォリオと言い、よくこの言葉を使っています。

このポートフォリオは自分の作品集ということですから、自分ができることそしてその実績を表す指標としての働きをしてくれます。クリエイターの転職や就職(それこそ美大生の方も必要ですよね!)に欠かせないものです。

履歴書のようなものと同じくらいクリエイターにとっては重要なものだと言えるでしょう。

なんでフリーランスエンジニアに必要なの?

では、どうしてこのポートフォリオがフリーランスエンジニアの皆さんに必要なのでしょうか?どういうシステムのどういう部分を開発したのか?は具体的な事例を見せるのが一番相手に伝わりやすいからです。

エージェントやクラウドソーシングサービスなどへの登録時や、自身での営業活動などにどれだけできるエンジニアなのか?をアピールするために必要となります。エージェントの担当者は、あなたにどういう案件を紹介すればうまくマッチングするのかを見定めます。クライアント企業からの要望に応えられる人材を紹介しないと、エージェントとしても信用を落としてしまうため、ミスが無いようにかなり細かくあなたの実力を吟味します。

クライアント企業に対してもあなたをお勧めできるように、客観的に評価するためのポートフォリオが活躍します。

過去に一緒に仕事をしたことがある相手などであれば、既にあなたに対して信用もあると思います。でも、これから新しく関わる企業の担当者に対しては、あなたがどういう仕事をしてきた人で、どういう技術を持っているのかがわからないと仕事を頼もうとは思ってくれません。

そのため、この「あなたの作品集」であるポートフォリオを作成し、それを見せることで自分をさらにアピールすることが、自ら仕事を生み出さなければならないフリーランスには必要になります。

そのポートフォリオのクオリティが高ければ、仕事の話も早く進みますし、相手の期待値が高まれば報酬を高く設定することもできます。あなたが請け負う仕事のすすめやすさがポートフォリオによって決まると言っても過言ではありません。

ポートフォリオを作るときのポイント

エージェントなどへの登録に際して提出するポートフォリオに必要な要素は、どういう言語が扱えるのか?どういうシステム作りに関わってきたのか?どういうプロジェクトの中のどういう役割を担ってきたのか?の3点です。これらがわかれば、エンジニアの採用担当者としては、応募者の力量を測れます。

クライアント企業への提出に際してのポートフォリオであれば、上記の内容よりも、具体的にどういうシステムを作れるのか?がわかりやすく説明できる内容が好ましいです。クライアント企業の発注担当者が開発に詳しくないことが多いので、利用者目線でどういう機能の開発に携わったのか?がわかるようにしておいてください。

ECサイトの決済機能を作りました、業務管理システムの基盤を作りました、旅行会社の予約申し込み機能をつくりました、など。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はポートフォリオについてご紹介していきました。言葉だけでは伝わりづらい部分も多い開発の仕事、是非目に見える形でアピールするようにしてみてください。あなたの営業活動の強い武器になると思います!


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